
破格のアルミフレームキーボードに出会ってしまった。。。
8月末のAliexpressセールで、思わず購入してしまったのが、「WEIKAV Lucky65」です。
これまでに購入したキーボードの中でも、最高のコストパフォーマンスを誇る製品だと思います。65%レイアウトでコスパの良いキーボードを探している方や、アルミニウムフレームの安価なモデルをお探しの方、そして「手軽に自作メカニカルキーボードを始めたい」という方には特におすすめです。ぜひ、最後までご覧ください。
※2026年9月追記:私は2024年8月に購入し、2024年12月まで使っていました。すぐ後に出たV2がVIAに対応していたので乗り換え、初代は手放しています。
結論から言うと、アルミの打鍵感を安く試したい人には今でもおすすめできるシリーズです。ただ、今から買うなら、キーマップを自由に変えられるV2以降を選んでください。違いは記事の後半の表にまとめました。
【推しポイント】
・価格がとにかく安い
・打鍵感のクオリティが高い
・カラーバリエーションが豊富
【イマイチポイント】
・技適未取得で国内無線使用不可
・キーマッピングに独自のツールが必要(Mac非対応)
・ベアボーンキットしかない
製品概要
スペック

| 項目 | 内容 |
| レイアウト | 65%=ANSIレイアウト対応 Mac/Windows対応 |
| ケース素材 | アルミニウム CNC ケース |
| セットタイプ | Barebones Kit=本体のみ |
| カラー | ブラック、ネイビー、ミルクホワイト、シルバー、レッド、ブルー、パープル |
| マウントタイプ | ガスケットマウント(Poron) |
| PCB | ホットスワップ対応、RGB対応、USB-C接続 |
| スイッチプレート | PC(ポリカーボネート) |
| スタビライザー | プレートマウント型スタビライザー対応 |
| 重量 | 1.9kg |
| 付属品 | ・説明書 ・USB-A to Cケーブル ・キーキャップ& スウィッチプラー ・USBドングル(2.4G receiver) ・ダストカバー ・サンプルキースイッチ*2個 |
| 接続 | ・無線接続:USB A 2.4G ドングル付き ・無線接続:Bluetooth 5.0 *技適未取得 ・有線接続(USB-Type C) |
外観
梱包

非常に綺麗な形で到着しました。若干、箱の凹みはありますが、アリエクあるあるですね。
個人的には許容範囲内です。
同梱物

本体、キースイッチ・キーキャッププラー、USBケーブル、USBドングルと謎のサンプルキースイッチが2個付属していました。写真にはないですが、説明書が付属しています。
説明書に日本語表記はありません。
完成後・天面

キーキャップは別途購入しました。
KPrepublic:Ghost Judge Doubleshot keycap for mx keyboard/BOW
BOW(Black on White)カラーを特徴としています。Doubleshot製法で作られており、文字が摩耗しにくく、長期間鮮明さを保ちます。高品質なPBT素材を使用しているため、耐久性に優れ、心地よい触感を提供します。シンプルでクリーンなデザインが、どんなキーボードにもよく合います。
正面

シルバーの本体とキーキャップが美しいですね。キーボードの底から最前列のキーキャップの頂点まで約2センチほどあります。個人的にリストレストは必須だと思いました。
私が使っているリストレストはこちらです。
側面

USBポートは本体の中心に位置しています。USBの接続端子の部分の周辺はくぼみもないので、Type-Cであればどんなケーブルでも接続可能です。
背面

背面には四葉のクローバーのロゴと真鍮のウェイトがあります。
スタンドはついていないので、高さ調整は不可です。
ゴム足が4つついており安定感は問題はありません。
内部構造
ここからは内部を分解し、いくつかのパーツについて見ていきたいと思います。
スイッチプレート

素材は一般的なPC(ポリカーボネート)です。
フレックスカット(プレートに切り込み)が入っており、打鍵感の向上に一役買っています。
スタビライザーはスイッチプレートに搭載するタイプです。
吸音フォーム(PCB上)

PCBの上には3種の吸音フォームが搭載されています。
①スイッチプレートとの間には、Poron フォームが搭載されています。(プニプニのスポンジみたいなやつ)
②さらに、IXPE padという通常のポリエチレンフォームに比べて耐久性や圧縮強度の高いフォームが1枚。
③さらにさらに、薄いプラスチックのフィルムが1枚、トータル3枚のフォームがスイッチプレートとPCBの間に差し込まれています。
ガスケットマウント

Lucky65は安価にも関わらず、ガスケットマウント構造が採用されています。
PCBのサイドにブラケットが付いており、このブラケットが支えとなってプレートの沈み込みを実現。心地よい打鍵感を実現しています。

もうガスケットマウントしか勝たん。
吸音フォーム(PCB下)

PCBの下にもさらに2枚のフォームが搭載されており、打鍵感向上に向けた執念を感じます。
推しポイント
価格がとにかく安い
Aliexpressで購入しましたが、とにかく価格が安かったです。セールということもありましたが、ベアボーンキットで7200円で購入することができました。キーマッピングのソフトウェアがWindowsにしか対応していないなど機能的な制限はありますが、アルミフレームと贅沢な内部構造を兼ね備えていて、7000円台は他社もきっと白目です。
打鍵感のクオリティが高い
まずはこちらのタイピング動画をご覧ください。
「タイピングするために仕事する」状態に陥ってしまうほどに打鍵時のフィードバックが素晴らしいです。使用しているキースイッチにもよると思いますが、コトコトという音が綺麗に響きますし、金属フレーム特有の底打ちの金属音も全く聞こえません。
スタビライザーのクオリティも高く、よくあるカチャカチャとした音が鳴りません。スペースキーやエンターキーの打鍵感も気持ちが良いです。
カラーバリエーションが豊富

Lucky65はカラーバリエーションも豊富で、自分の好みに合ったカラーを選べます。
いつもは白いキーボードばかりを狙っていましたが、今回はシルバーの本体にしてみました。
イマイチポイント
安価な分、すべてのニーズをカバーしている訳ではありません。以下、個人的に気になる点を3点あげてみました。
技適未取得で国内無線使用不可
本体自体は無線に対応しています。USBドングルが付いていて2.4Gワイヤレス接続も可能であり、Bluetooth5.0にも対応、最大3台まで登録が可能です。
一方で技適は未取得なので、無線機能は申請しないかぎり日本で使用することはできません。
私は普段から有線接続してるので問題ないですが、どうしても無線化したい!!という方々には、不向きでしょう。
普段から利用している有線ケーブルはこちら。
キーマッピングに独自のツールが必要(Mac非対応)

Lucky65はWeikavが提供している独自のキーマッピングソフトウェアで好きなキーマップを割り当てることができるみたいですが、Windowsのみ対応しています。私はMacしか持ち合わせていないため、編集することができません。
結局、Windowsのパソコンが用意できず、初代ではキーマップを変えられないまま使っていました。この不満はV2で解消されています。
ベアボーンキットしかない

ベアボーンキットとは、キーボード本体のみで、キーキャップやキースイッチが付属していないキットのことです。
キーキャップやキースイッチは自分で用意する必要があります。安価で初心者にもお勧めしやすい分、自分でキーキャップやキースイッチを購入するのはややハードルが高いと感じました。
Lucky65を手放した理由
打鍵感に不満があったわけではありません。手放した理由は3つです。
- V2に乗り換えたから:V2はVIAに対応し、Macからでもキーマップを変えられるようになりました。打鍵感・キー数が同じキーボードを2台持つ必要はないので、初代は手放しました
- キーボードが増えてきたから:用途が同じものは1台に絞る方針にしています
- 白いキーボードで揃えたかったから:初代はシルバーを選んでいました
Lucky65 V1・V2・V3の違い
| Lucky65(初代・V1) | Lucky65 V2 | Lucky65 V3 | |
| 私の使用 | 2024年8月〜12月 | 2024年11月〜2025年12月 | 使っていない |
| キーマップ変更 | 独自ソフト(Windowsのみ) | QMK/VIA | QMK/VIA |
| 分解のしかた | ネジ留め | ネジなし(ブラケットではめ込み) | ボールキャッチ式(はめ込み)、ポゴピン接続 |
| プレート | PC(ポリカーボネート) | FR4 | FR4 |
| マウント | ガスケット | ガスケット | ガスケット |
| 重さ | ― | 1.2kg | 1,120g |
| バッテリー | ― | 3,750mAh | 4,000mAh |
| 接続 | 有線・2.4GHz・Bluetooth(技適なし) | 同じ | 同じ |
| 価格 | 7,200円(2024年8月のセール) | 79〜89ドル(2024年11月) | 80〜89ドル前後(2026年9月) |
V1からV2で一番大きい変化は、VIAに対応したことです(この2台は私が使っていました)。V2からV3の仕様上の違いは、分解のしかた(ボールキャッチ式)とバッテリー容量が中心です。アルミ筐体・ガスケットマウント・FR4プレートという構成は同じですが、V3の打鍵感は確かめていません。
2026年9月時点で新品が買えるのは主にV3です。仕様上、VIAでキーマップを変えられる点はV2と同じで、スイッチ交換などの分解もしやすくなっています。V2の詳しいレビューはLucky65 V2の記事をご覧ください。
まとめ
Lucky65は、7,000円台でアルミ筐体とガスケットマウントの打鍵感が手に入る、驚くほどコスパの良いキーボードでした。キーマップが変えられない不満からV2に乗り換えて手放しましたが、アルミの打鍵感を安く試す入口としては、今もこのシリーズをおすすめします。新品で買うなら、今はVIA対応で分解もしやすいV3が中心です(V3は私は試していません)。






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