これまで65%レイアウトを信望し、断固として65%を使い続けてきた私ですが、久しぶりの一目惚れ購入。40%オーソリニアロープロファイルキーボード、Chosfox Geonix Rev.2です。
この新しいチャレンジは、レビューせざるを得ません。
※2026年9月追記:後継のGeonix Rev.2.5が登場しました。私はRev.2を使い続けていて買い替えの予定はありませんが、これから買う方向けに2つの違いを記事の後半にまとめています。
今回はオーソリニアキーボード気になる、40%レイアウト気になるという方の背中を押す内容になっています。
まだまだ40%レイアウトに関しては実験段階のものも多いですが、現状を赤裸々にお伝えできればと思います。
<この記事でわかること>
・Geonix Rev.2を買って良かった点
・40%キーボードのキーレイアウト
・40%キーボードのデメリット
製品概要
| 項目 | コンテンツ |
| カラー | ホワイト/ブラック/シルバー |
| レイアウト | 40%オーソリニアレイアウト(47キー) |
| キーキャップ | LCK キーキャップ(PBT素材) |
| キースイッチ | White Rain (白露):リニア軸 Black Cloud (黒雲):タクタイル軸 Hide Mountain (隠山):クリッキー軸 |
| 筐体 | 素材:CNC加工 アルミニウム 内部構造:トレイマウント構造 |
| 接続様式 | 有線モデル/Bluetoothモデル(技適マーク無し) |
| バッテリー | ▶︎容量:1000mAh(*技適認証がないため、国内での無線利用は不可) ▶︎駆動時間 ・バックライトON:最大 約7時間 ・バックライトOFF:最大 約40時間 |
| ソフト | QMK/VIA対応 |
天面

40%のきれいなオーソリニア配列、下段のキー数が通常レイアウトより多いので割当に悩むところです。
側面(正面)

正面からは The ロープロファイルキーボードという感じで、傾斜は無く全てフラットに成形されています。角度をつけるチルトスタンドも付いていません。
側面(側面)

シンプルで美しいです。
側面(背面)

背面には、USB-type C端子と有線/無線切り替え用のトグルスイッチが付いています。
背面

背面には刻印があるのみ、ゴム足も同色なので統一感があります。
買って良かった点
とにかく可愛い

シンプルで洗練された筐体。キーキャップはNuphy nsaプロファイルに変更して、一層シンプルになりました。
一つ前のモデル、Geonix48は筐体カラーは黒しか販売がなく、当時もオーソリニアレイアウトのキーボードが欲しいと思っていましたがあえなく断念。
そして2025年9月、新型3色の発売に心踊りました。まさに理想としていたホワイトモデルの登場です。真夜中に気がついたらポチっていました。
慣れれば超効率的
そもそも40%なので、ホームポジションからほとんど手を動かすことなくタイピングをすることができます。いままでは65%キーボードを使ってきましたが、何気にEnterやBack Spaceは右手をホームポジションから離す必要があります。私の指使いが悪いのかもしれないですが、、、
40%はさらにコンパクトでほとんど手の動きがなく快適です。その快適性を後押ししているのがキーマッピング機能です。
Geonix Rev.2はVIAに対応しており、自分に好きなようにキーのマッピングが可能です。
現状のレイアウト
レイヤー機能をフル活用。現状は3つのレイヤーを駆使し、自分が一番使いやすいマッピングを模索しています。
Layer1:通常キーレイアウト

このキーレイアウトはいわゆるベーシックなアルファベットとModifierキー(Shift,Ctrl,Alt)を配置しています。中央の列にModifierを配置する人も40%界隈には多いですが、私は至ってベーシックな配列にしています。
左手Caps Lockの位置には次のレイヤーを呼びだすMO(1)を配置しています。
右手親指の位置には第三階層を呼び出すMO(2)を配置、余っているので2つ配置しました。
Layer2:数字入力用(擬似テンキー)

第二階層は主にテンキー用途で使用します。仕事でよく使う数字は『J』のホームポジションを中心に配置。
左手部分にたまに使う矢印キーを配置。いわゆるWASD配置は合わなかったので右に一つ配列をずらしました。こちらも『F』のホームポジションに置いているので使いやすい配置になっています。
またエクセルの関数など使う『()』やテキストの資料で頻繁に使う『%』などを配置して数値入力とセットで使うキーを中心に配置しています。
Layer3:数値(記号)列+Fnキー

40%キーボードで個人的に一番頭を抱えたのは、記号キーの配置です。もともとアルファベット上部の数字兼記号キーがごっそり削り取られた40%レイアウト。
本来であればFnキーを最上段に配置したいところですが、どうにも私は数字記号キーが最上段に配置されていることに心地良さを覚えるようで、Fnキーは中上段に配置しました。
打鍵感も良い
こちらが打鍵音になります。
直近はLofreeやNuphy、IQNIXなどロープロファイルキーボードでのガスケットマウントも増えています。理想を言えば、ガスケットマウントであれば良かったと思いますが現状でも心地よい打鍵感が楽しめます。
Switch:Kailh white rain switch(白霧)
キーキャップ:Nuphy nsa profile
デメリット
慣れるまでは訓練が必要
Geonix Rev2は2つの点で訓練が必要です。
1:オーソリニアとしての慣れ
キーボードには3種類の配列が存在します。

ロースタッガート: Row(行)で配列差があるもの。もっとも一般的な配列でなじみがあるものだと思います。世の中にあるほとんどのキーボードがこのロースタッガートです。
カラムスタッガート Column(列)で配列差があるもの。縦列は揃っており左右は等間隔になってます。左右分割キーボードで採用されているケースをよく見ます。
オーソリニア:Row(行)もColumn(列)も全て整然と並んでおり、格子状になっています。配列状でキーのサイズを考慮しなくて良いので、最もコンパクトなサイズを実現できます。
Geonix Rev.2はオーソリニア配列となっております。まずはキーとキーの距離感に慣れるのに時間を要しますが、思ったより早く順応することができました。
2:40%キーボードとして慣れ
キーの数が少ないので、上述の通りレイヤー機能を駆使しないと押したいキーを押すことができません。私はレイヤー機能だけでなくユーザー辞書を用いたショートカットも併用しています。これらを自分で決めて自然と打鍵できるようになるまでに覚える必要があります。
またキー同士の距離感も、頭の中の距離と実際の距離に乖離があるためタイプミスが増えます。個人的には思ったよりもYが近くて慣れるのに時間がかかりました。
キーキャップの変更選択肢が狭い
もともとついているキーキャップは好みに合わなかったので、今回は自分で購入して付け替えました。Nuphyのnsaプロファイルのキーキャップを購入しインストールしました。概ね満足していますが、文字盤通りキーキャップ配置ができないのがもどかしいところです。
Geonix Rev2は1uが46キー、2uが1キーの配列です。
問題は2uのスペースバーがなかなかないこと、そして下段のModifierキーがないことです。2uスペースバーは2uのShiftキーで代用しています。
とはいえ、レイヤーを使うことを加味すれば、文字盤と打鍵の不一致はいたしかたないので、無刻印キーキャップへの変更を検討したいと思います。
※後継のRev.2.5では、スペースを1U×2つにする配列も選べるようになりました(記事の後半で比較しています)。
技適が無い
コンパクトなキーボードほど持ち運びの頻度が高く、無線での利用をしたいところ。Geonix Rev2でも本当はワイヤレスで使用したかったのですが、国内無線利用に必要な技適マークが無いため断念です。
そもそも国内正規代理店などが無いため仕方ないのですが、コンパクトなキーボードほど無線で使いたいものです。
Geonix Rev.2とRev.2.5の違い
2026年5月には、後継のGeonix Rev.2.5の予約が始まりました。Rev.2との違いは次のとおりです。
| Geonix Rev.2(私が使用) | Geonix Rev.2.5 | |
| 配列 | 40%オーソリニア(1U×46+2Uスペース) | 同じ40%。スペースを2U/1U×2つから選べる |
| 筐体 | フルアルミ | フルアルミ/セミアルミから選べる |
| キーマップ変更 | QMK/VIA | QMK/Vial |
| スペースのスタビライザー | なし | 改良された2Uスタビライザー |
| 内部の吸音 | 2層 | 5層 |
| 接続 | 有線・Bluetooth・2.4GHz(技適なし) | 有線・Bluetooth・2.4GHz(技適の記載は見当たらず) |
| 価格(公式) | 81ドル〜 | 121〜124ドル |
| 入手(2026年9月時点) | 公式ストアは売り切れ | 公式ストアは売り切れ |
私が「デメリット」に挙げた2Uスペースのキーキャップが見つからない問題は、Rev.2.5なら1U×2つの配列を選ぶことで避けられます。
私自身はRev.2のレイヤーに慣れていて不満も小さいので、買い替えるつもりはありません。これから40%オーソリニアを始める人は、在庫が戻ったタイミングでRev.2.5(Chosfox公式)を検討するとよいと思います。
まとめ
40%キーボードも最近では種類が増えており、民主化が進んでおります。コンパクトな配列でホームポジションを壊さず使いたい、持ち物を最小構成にしたいけどキーボードは持ち歩きしたい、などのニーズを満たせる製品だと感じました。
40%オーソリニアは慣れるまで時間がかかりますが、レイヤーを自分好みに作り込めば、ホームポジションからほとんど手を動かさずに打てる快適さがあります。Geonix Rev.2はその入口としてちょうどいい1台で、今も使い続けています。後継のRev.2.5はスペースの配列を選べるようになったので、これから始める人の選択肢も広がりました。






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