静電容量無接点方式のキーボードって、何があるの??手軽にコーディネートできるやつないのー?
今回は数少ない「静電容量無接点方式」を採用したキーボード、NiZ Plum Atom68についてレビューします。
打鍵感の王様といえば、「静電容量無接点方式」。理科の実験名ですか?というような名前ですが、その特徴とメリットを解説し、これらのキーボードがどのようにタイピングの快適性と生産性を向上させるかを探ります。
そして無刻印キーキャップにすることのメリットも併せて解説し、初心者から上級者まで、すべての読者にこの革新的なキーボードの魅力をお届けします。
この記事でわかること
・NIZ Plum Atomの概要
・推しポイント3選
・デメリット、もうちょっとな所
・買って幸せになれる人
出典:AKEEYO
NiZ Plum Atomの全体概要
NIZ Plum Atomの概要:
NiZ Plum Atomは、静電容量無接点方式を採用したキーボードの中でも特に注目されているモデルの一つです。この方式とは、物理的な接触を必要とせずにキー操作を感知する技術のことで、これによりタイピング時の摩擦や衝撃が大幅に軽減されます。結果として、非常に静かで滑らかなタイピング体験が可能になります。有名どころで言えば、HHKBシリーズやRealforceシリーズが挙げられるでしょう。
NIZ Plum Atomの特徴:
まずは打鍵音をお聞きください!
NiZ Plum Atomの最大の特徴は、その静音性とタイピングの快適さです。また、キーキャップの質感やキーボードの耐久性も高く評価されています。加えて、カスタマイズ性にも富んでおり、プログラム可能なキー配置やマクロの設定が可能です。
NIZ PLUM Atomのラインナップ:
NiZ Plum Atomには、さまざまなサイズのモデルがあります。これにより、ユーザーは自分の使用環境や好みに合わせて最適なキーボードを選べます。私は、矢印キーを多用する中でも最小サイズ68%キーレイアウトを購入しました。
キーレイアウト | 主な特徴 |
66 | 本シリーズ最小サイズ、ファンクションキー無し、矢印キーの簡略化 |
68 | ちょうどいいサイズ、ファンクションキー無し |
82 | ファンクションキー有り、右側にHome,End,Pgup,Pgdn有り |
84 | 82%に対して、下部にFnキー、Ctrlキーが多い。 |
87 | 矢印キー、Home,Endなどが右に分割 |
108 | フルサイズ、テンキーなど全部盛り |
推しポイント3選や使用感のレビュー
推しポイント① 静電容量無接点方式なのにキーキャップが変更可能
個人的に一番の推しポイントはキーキャップが変更しやすいところです。HHKBやRealforceシリーズはスイッチの頭の部分が独特で専用のキーキャップ選択肢がないですが、NizAtomシリーズは他のメカニカルキーボードでも採用されている十文字の形状をしています。そのため、無数のキーキャップに変更が可能です。Amazonや各社キーボードサイトで販売されている大概のキーキャップが選択肢に入るので、気分やデスクに合わせたコーディネートができます。
推しポイント② 付属品で押下圧が調整可能
標準の押下圧は35gと軽量ですが、軽すぎて物足りない感覚を覚える瞬間がありました。こちらのキーボードには追加のバネが付属しているので、+10gすることができます。最終的に私はバネ付き45gに落ち着きました。とにかくタイピングしていて気持ちが良いです。
推しポイント③ オフィス使いに向いている
ユーザーレビューによると、NiZ Plum Atomのタイピング感は非常に高い評価を受けています。特に、長時間のタイピングでも疲れにくい点が好評です。
また、静音性能に優れているため、オフィスや共用のスペースでも使用しやすいというメリットがあります。
意外と周囲にタイピング音は響いていますからね、、
NIZ Plum Atomのデメリット、もうちょっとな所:
・価格がやや高め
2024年2月時点で68%キーレイアウトで¥23,699となっており、手が出しにくい価格。
・初心者には設定が複雑
接続設定は簡単ですが、キーマッピングの編集などは多少複雑。
(ちなみにキーマッピングの変更は私も利用していません。)
・日本語配列が無い
英字配列しか取り扱いがないので、人によっては避けたくなる可能性も。
これらのデメリットも、製品の品質やカスタマイズ性を考慮すれば納得できる範囲内です。
NIZ Plum Atomを買って幸せになれる人:
・長時間のタイピングが多いユーザー
・静かな環境で作業をしたいユーザー
・キーボードのカスタマイズを楽しみたい上級ユーザー
上記のユーザーには大変満足いただけるキーボードだと思います。新生活前、キーボードでデスクワークの可能性を広げてみてはいかがでしょうか?
終わりに
いかがでしたでしょうか?Nizのキーボードは静電容量無接点方式の第三の選択になると思いますし、その中でも、個人的にはキーキャップを変更できるのは大きな魅力でした。
快適なキータイピングをしながらデスクのコーディネートに合わせられるので、オススメです。引き続きガジェットの今更レビューを上げていきたいと思います。
ではまた!
コメント