ロープロファイル革命2.0:Lofree Flow Lite ロープロファイルキーボードの最適解

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キーボード

お久しぶりです、Kaiです。年末から年始にかけて、引っ越しをしたり、新居の生活に慣れるまで時間がかかったりと、なかなか執筆できなかった期間が続きました。

2025年、一発目はLofree Flow Liteです!

いや〜、好奇心に負けて買ってしまいました。今回は、Lofree Flow Liteを買った理由や、自腹で購入した上での率直な感想や意見をお届けできればと思います。

【推しポイント】
・ハイクオリティな打鍵感
・無線接続可能
・価格帯価値が高い(値段が安い)

【イマイチポイント】
・75%ではなく、65%が良かった
・Macがキーマップ変更ツールに対応していない
・レイヤキーの場所が変更できない
・購買時にキースイッチが選択できない

1. 特徴と購入理由

スペック

項目内容
レイアウト75%(84キー)=ANSIレイアウト対応
Mac/Windows/ios/Android対応
セットタイプフルアセンブル
キーキャップ:PBTダブルショット
キースイッチ:Kailh×Lofree Specter Switch
本体ABS
重量550g
カラーホワイト、ピンク、グレー
マウントタイプガスケットマウント
付属品・説明書
・USBケーブル
・USBドングル(2.4G receiver)
接続・無線接続:USB A 2.4G ドングル付き
・無線接続:Bluetooth *技適取得済み
・有線接続(USB-Type C)
FirmwareLofree Keymapper
(2025年1月時点ではWindowsのみ対応)

外観

正面

シンプルなロープロファイルキーボードと言った印象です。洗練されおり余計な配色がないことが好印象です。

天面

上部から見ても、キーキャップの印刷や全体感も非常に美しいデザインです。キーキャップの刻印は透明にデザインされており、バックライトが透過するようになっています。

側面(サイド)

キーキャップは筐体からはみ出るデザインになっています。奥に向かうにつれて傾斜がついており、前方の高さは、1.9cm(ゴム足込み)から後方は2.5cm(ゴム足込み)のとなっています。リストレストは不要です。

側面(背後)

背後にはUSB接続端子、接続モード切り替えスイッチ、USBドングル格納場所がございます。

USB端子はUSB Type-Cとなっています。

ロータリーエンコーダー

ロータリーエンコーダーは丸型のノブではなく、丸太型の横長のロールタイプとなっています。

Lofree Flow Liteを購入した理由

先日、出張で1週間ほどメカニカルキーボードに触れられない期間がありました。その時は、社用ノートPC付属のキーボードで作業をしていましたが、とにかく捗らない。。。すでにキーボード沼に毒された私は打鍵感が良くないと仕事が進まない脳みそになってしまったのです。

そこで求めたのが出張でも持ち運びできるキーボードです。まだ試験段階ですが、その候補にあがってきたのがLofree Flow liteでした。選んだときのポイントは以下の通りです。

【選考ポイント】

・軽量:重量が500gほどがちょうどいい

・打鍵感に定評がある

・プラスチック筐体:軽くて衝撃に強い。

・キーマップ変更可能

他の候補はNuphy Air 60 V2や通常プロファイルでもHHKB Professional Hybrid Type-Sなどが候補にあがりましたが、Lofreeが巷を賑わせてから久しいの体験も兼ねてFlow Liteに決定しました。

推しポイント

打鍵感:滑らかな打鍵感を実現するSpecterスイッチ

まずはこちらをご覧下さい。

いかがでしたでしょうか?録音では聞き取りにくいかもしれないですが、非常に軽快でずっとタイピングしていても疲れない様な打鍵感です。

今回、個人的には久方ぶりのロープロファイルキーボードでした。一番気にしていたのは打鍵感です。

3年ほど前に初めてのメカニカルキーボードとして使用していたKeychron K3 Proは底つきときの打鍵音(金属音)が気になったのと、ガスケットマウントではなかったのでタイピングときの衝撃が直接指に跳ね返ってくる感覚でした。

一方で、Lofree Flow Liteはロープロファイルながらガスケットマウントを採用しており、私の懸念点は期待通り払拭してくれました。この打鍵感を支えてくれているもう一つの要素がキースイッチです。

【Specter Switchのスペック】

項目内容
タイプリニア
アクチュエーションフォース40+-10gF
トータルトラベル2.8mm+-0.25
スプリング15.5mm
レスポンシブキーストローク1.2mm+-0.30
耐タイプ回数5,000万回

アクチュエーションフォースが40gと平均的な荷重が45gだとすると若干軽い方だと思います。

個人的には重い打鍵感が好みなので少し物足りない感じがしますが、軽い打鍵感が好みという方にはハマるかもしれないです。キーボード沼界隈では自作キーボードにSpecterスイッチをインストールされている方も多いので、非常に人気があるのは間違い無いですね。

同じLofreeのFlowに搭載されているGhostスイッチは同じリニアタイプで45g+-15gFなのでこちらも試してみたいと思います。(ただ金額が高い。。。)

技適取得済み:無線接続可能

出張時に活用するのであれば、やはり荷物は最小限にしたいところ。ケーブル一本であっても削減できるものは削減することが大切です。

Lofree Flow Liteは技適に対応しているため、日本国内でも安心して無線で使用することができます。

Bluetooth接続は1台しか登録ができないため、都度都度ペアリングが必要です。この点はイマイチですが、技適に対応しているだけ良しとしましょう。

もちろん有線での接続も可能です。デスク据え置きでも利用可能ですので、おしゃれなコイルケーブルと繋いでデスクの美観をアップさせましょう。

価格が安い


画像引用:Lofree.co.jp

Lofree Flow Lite:¥17,600と非常にお求めやすい価格になっています。

最近では多数のメーカーが日本の技適に対応していますが、技適に対応すると価格が高くなる傾向があります。先に挙げた、Nuphy Air60も海外公式で購入するのと、日本の正規代理店で購入するのでは、大きな違いが生まれます。もちろん、代理店への利益分が含まれているので、一概に技適が要因とは言えないですが、それでも27,280円ほどするので、非常に高価です。

その点、技適対応、ガスケットマウント搭載、PBTキーキャップ付き、高クオリティのスイッチ搭載、と最初から最大限のパフォーマンスを発揮できる上代で17,600円は破格ですね。

個人的イマイチポイント

65%レイアウトが欲しい

65%キーボードは最上段のFnキーの列をゴッソリ排除したキーレイアウトになります。

出張など持ち運びで利用する時は、よりコンパクトであると嬉しいです。普段からも65%レイアウトを利用しているので Lofree Flow Liteもよりコンパクトなモデルが発売されると嬉しいですね。

キーマッピングはMacでも変更できる様にして欲しい

画像引用:Lofree.co.jp

2025年1月現在はWindowsでしかキーマッピングを変更することができません

私は仕事では会社支給のWindowsを利用していますが、セキュリティの関係で業務に関係ないアプリケーションはインストールできない仕様になっているので、泣く泣く断念しています。

また、プライベートではMacを利用していますが、こちらはそもそもアプリケーションがないため、そもそも編集さえできません。Webアプリで編集できるようになるという情報も伺ったのですが、まだまで先々のアップデートは見えておりません。非常に残念です。

レイヤーキーも割り当て変更できる様にして欲しい。

そもそもMacでのキーマップ変更対応していないのですが、変更できたとしてもレイヤーキー(Fn)は固定されている様で、個人的には非常に残念ポイントです。

普段のメカニカルキーボードでは、Caps Lockキーにレイアーキーを割り当てて別の階層を呼び出す仕様にしています。

一方でLofree Flow Liteではそれを変更することができないので、個人としては実用レベルではなくなってしまっています。(買う前に調べて気がつけよ、って話ですが、、)

出張中ほど時間に追われているので、効率化はマストです。特にテンキーを2段目のレイヤーに仕込んでいることが多いので、数字入力は各段に非効率になってしまいます。

スペクタースイッチの押下圧が重いバージョンが欲しい。

Specter Switchは非常に完成度が高いスイッチですが、やはり2週間近く利用してみて軽さが気になってしまいました。Lofree Flow liteに搭載されているスイッチは購入時に変更することができないので、この辺りが他のスイッチも対象にしてくれると嬉しいなと、感じました。

Lofreeのキースイッチは非常に高価なので、買い替えのハードルが高いのも難点です。84キー全てを切り帰るとPhantomスイッチでさえ、12,936円します。コスパ良いキーボード一体購入できてしまう金額になっています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?明確に出張用、持ち運び用としてロープロファイルキーボードは良い選択肢だと思います。長時間楽しめる打鍵感、国内で安心して無線接続が可能、そして低価格。完全にロープロファイルキーボードも新しい時代に突入してしまいました。とは言え、まだまだソフトウェアのリリースも含めて、Lofree Flow Liteは発展途上です。これからの発展にも期待して、いつでもどこでもメカニカルキーボードライフを皆様が楽しんでいけることを祈っています。ではまた!

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