CIDOO QK61 レビュー|1万円台のVIA対応60%キーボードと、QK61 V2との違い

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キーボード

CIDOOから新しいキーボードが登場したので、紹介したいと思います。CIDOOといえば、フルアルミニウムのVシリーズやコスパの良いABMシリーズが有名かと思いますが、そこにさらに低価格でハイパフォーマンスなQK61という60%コンパクトキーボードが登場しました。

価格が安いので手に取っている方もいるとは思いますが、「60%キーボードってどうなの?」「プラスチックのCIDOO」ってどうなの?と思っているかたの参考になれば幸いです。

最近はLofreeと言い、Keychronと言い低価格競争が激化しているーーー!!!

CIDOO QK61の推しポイント
・CIDOOの高い打鍵クオリティ
・とにかく価格が安い
・VIA対応で機能的にも○

イマイチポイント
・解体し難い
・スイッチの選択肢がない

2024年末には後継のQK61 V2が登場し、2026年9月時点ではAmazonでもV2が販売されています。仕様上の主な違いは、キーキャップのフォントと入力遅延の短縮です。私が持っているのは初代で、V2の打鍵感は確かめていません。違いは記事の後半にまとめました。

※2026年9月追記:初代のQK61は今も手元にありますが、キーボードの台数を絞るため、手放すことにしました。理由も記事の後半に書いています。

特徴

スペック

項目内容
レイアウト60%=ANSIレイアウト対応
Mac/Windows対応
セットタイプフルアセンブルモデル
カラーブラック、ホワイト
マウントタイプガスケットマウント
PCBホットスワップ対応、RGB対応、USB-C接続
スイッチプレートPC(ポリカーボネート)
スタビライザープレートマウント型スタビライザー(ルブ済み)
付属品・説明書
・USBケーブル
・キーキャップ&スウィッチプラー
・USBドングル(2.4G receiver)
・ESC/ENTER 交換用キーキャップ
接続・無線接続:USB A 2.4G ドングル付き
・無線接続:Bluetooth 5.0 *技適未取得
・有線接続(USB-Type C)

外観

天面

非常にシンプルな仕上げです。購入の決め手の一つとしても、Black on Whiteのとてもシンプルなキーキャップが最初からインストールされていることが挙げられます。白デスクの契りですね。

正面

キーキャップは一般的なCherry Profileです。人気のタイプですし、すごく高さがあるわけではないので、さまざまな人に合うキーキャップだと感じました。

背面

背面には筐体名とCIDOOのブランドロゴが記載されています。高さ調整用のスタンドも付いており2段階で調整が可能です。

側面

横から見ると奥に向かって傾斜がかかっているのがわかります。

キーキャップ

キーキャップはPBT製なので、皮脂によるテカリなどの心配はありません。スペースバーも若干丸みを帯びており、親指で押したときな手触りが優しいです。価格は安いキーボードですが、随所にこだわりや配慮を感じます。

キースイッチ

CIDOOオリジナルのPearl White Linear switch。パチパチに近い、クラッキーな音を楽しむことができます。個人の打鍵の圧次第ですが、強めにタイピングすると結構音が響く印象です。

ステムはルブ済みですが、Vシリーズに付属していたMatte Linearスイッチのように、ステムの十字部分が四角で囲われているデザインではありません。キーキャップを取り付けた際のグラつきを抑える工夫は見られず、コストを抑えるための設計のように思います。また、スプリングはシングルステージでした。

スイッチの詳細については、どこにも明記されていないため不確かな部分はありますが、参考になれば幸いです。

推しポイント

CIDOOの高い打鍵クオリティ

最初に打鍵した時に確かなCIDOOクオリティを感じました。

キースイッチの完成度の高さとプラスチック筐体ながらガスケットマウント構造によって振動を軽減し、打鍵時のフィードバックが心地よいです。

こちらの動画をご覧ください。

いかがでしょうか?スイッチのアクチュエーションフォースは40gなので若干軽めです。価格的にも打鍵感的にも、エントリークラスのモデルだと感じました。沼の入り口!!

とにかく価格が安い

このクオリティでこの価格は驚きです。Amazonでは10,949円で販売(2024年当時。2026年9月時点では後継のQK61 V2が11,413円)されており、他のメカニカルキーボードと比べても非常にリーズナブルな部類に入るでしょう。最近の「低価格×高品質」の流れは止まりませんね。

プラスチックフレームのキーボードでは、以前紹介したGMK67も価格は抑えられていますが、GMK67はベアボーンキットなので、キーキャップとキースイッチを別途購入すると最終的には同じくらいの価格になります。その点を考慮しても、トータルで見たコストパフォーマンスはこちらが上回っていると言えます。

VIA対応で機能的にも○

HHKBを手放して以来、60%キーボードに挑戦することがなかなかできなかったのですが、今回は久しぶりに挑戦しました。その理由は、VIAに対応していたからです。

私の最近の使い方としては、CAPSロックキーにレイヤーを割り当てて、右手だけでテンキーや好きな配列を実現することがトレンドになっています。

ただ、独立したカーソルキーが必要なので、VIAを使って最下段の右側3つ(FN/Menu/Ctrl)と右Shiftキーをカーソルキーに割り当てました。これで、自分にとって最も少ないキー数での快適なタイピングが可能になりました。

普段は65%キーボードを多用していますが、やはり一番右のPgUp/PgDnなどはあまり使わないため、今回のレイアウトが自分にとって最適解だと感じています。

イマイチポイント

解体し難い

このキーボードは、内部構造をカスタマイズすることを前提に作られていないように感じました。本体を解体しようとしましたが、無理にこじ開けるしか方法がなく、結局諦めました。内部のカスタマイズを重視する方には、あまり向いていないかもしれません。

スイッチの選択肢がない

コストを抑えるために、単一の生産ラインで統一しているのかもしれませんが、このCIDOOもキースイッチの選択肢は一つだけです。シンプルさが良い点でもあり、少し物足りない点でもあります。ただ、ホットスワップに対応しているので、スイッチの交換は可能です。それでも、過去のCIDOO製スイッチ付きで購入できる選択肢や、ベアボーンキットでの販売があれば、さらに選択肢が広がって良いのではないかと思いました。

それ以外に欠点があまり見つかりませんでした!

QK61を手放すことにした理由

QK61に不満があるわけではありません。キーボードが増えてきたので、打鍵感・打鍵音・キー数といった用途が同じものは1台に絞ることにしました。

プラスチック筐体のキーボードは、65%のEPOMAKER EK68を「基準機」として残すことにしたので、QK61は手放す側になりました。

QK61とQK61 V2の違い

QK61(初代・私が使用)QK61 V2
キーキャップの文字標準のフォントGMK風のフォント(少し太く読みやすい)
スペースバーライン入りのデザインラインなし
入力遅延―入力遅延・デバウンス時間を短縮
スイッチCIDOO Pearl White(リニア・40g)同じ
構造ガスケットマウント・PCプレート・ホットスワップ同じ
接続有線・2.4GHz・Bluetooth(Bluetoothは技適なし)同じ
バッテリー3,000mAh同じ
価格10,949円(2024年当時)11,413円(Amazon、2026年9月)
価格は2026年9月時点。Amazonの価格は変わることがあります

仕様を比べると、スイッチ・構造・接続は同じで、変わったのは見た目(フォント)と入力遅延です。V2は実機で試していないので、打鍵感の違いはわかりません。2026年9月27日時点で新品が買えるのはV2です。中古で初代を見つけた場合は、この記事の感想がそのまま参考になります。

まとめ

CIDOO QK61は、60%キーボードを初めて試す人にとてもおすすめできる1台です。1万円前後でガスケットマウントの打鍵感とVIAが手に入り、私もカーソルキーを右下に割り当てて使ってきました。台数を絞るために手放しますが、60%を試してみたい人の1台目としては今でもおすすめです。新品で買うなら、今は後継のQK61 V2が中心です(仕様上、入力遅延が短くなっています)。

おまけ:追加打鍵音(2025年1月)

キーキャップ:Keychron KSA Profile PBT

キースイッチ:EPOMAKER Zebra Switch

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